資料の長期保存やBCP対策、どの手段が有効?

1945年の創業以来、紙・デジタル・フィルム等の様々な媒体について発生するお客様の困り事を一緒に解決させていただいてるエイチ・エス写真技術株式会社です。
今回は会社の情報を長期保存する方法についてお話しします。

皆様の会社では法的な保管期限が過ぎたとしても廃棄しにくい、出来ない書類はありませんか?
困り事についてその場合どのような手段を考えられますか?
倉庫会社に預ける・・それも一つの方法です。
電子化を行う・・・もちろん有効です。
しかし今回はマイクロ化についてお話しさせていただきます。

え?マイクロ?何それ知らない、過去の媒体では・・、等と思われたのではないですか?

過去の媒体と思われているマイクロフィルムですが、長期保存やBCP対策(事業継続計画)にはとても有効な手段だといえます、その理由についてお話させていただきます。

 

マイクロフィルム化での長期保存

マイクロフィルムは適正に保管すれば最長500年といわれています、デジタルデータで500年はとても考えられません、その点マイクロフィルムは長期保管に関してとても優れた媒体だと言えます。

マイクロフィルム化でのBCP対策

BCP対策の中で災害時の情報収集の手段としてマイクロフィルムをお勧めする理由ですが、基本的にはマイクロフィルムに撮影された書類等について中身を見るために専用機器が必要(リーダープリンター)ですが、無くても直接見ることができます(ルーペ使用ならよりより見やすい) 機器が無くても最悪見られるので、停電で機器が使えなくても見ることができます。
デジタルデータは水没すると見られなくなりますが、フィルムの場合は水没しても見られなくなりませんので水害にも強いです。
残念ながら火災には弱いですが、もし地震で建物が倒れてもパソコンは壊れて中身が見られなくなる可能性が高いですが、フィルムの場合はよほどでない限り大丈夫です。

マイクロフィルムの歴史

デジタルの場合はまだ歴史が20~30年で、例えばDVD-Rの寿命は10~100年と言われていますが、最低でも10年ぐらいでメディア移行を考える必要があるのではと思われます。
その点マイクロフィルムには約100年の歴史があります、それだけ信用できるメディアと言えるのではないでしょうか?

長期保存やBCP対策としてマイクロフィルムをおすすめします。
マイクロとデジタル、紙とマイクロ等、マイクロと他を組み合わせて情報(保存方法)を分散することにより、より効果があると思われます。
マイクロ作成の方法として、紙から撮影だけでなくデジタルからマイクロも作成できます。
大切な資産を守るためにぜひマイクロフィルムをお考え下さい。

お問い合わせはこちらから

お問い合わせ